中3の時にとある楽器を習い始めた。
三味線だ。
なんでかわからないけれど、唐突に三味線を弾きたくなって、おじいちゃんに買ってもらって、習い始めた。
おばあちゃん先生が教えてくれていたけど、先生が目の病気でもう教えられない、とのことで辞めざるを得なかった。
習った期間はたったの半年間。曲数としては10曲ほど習った気がする。
全然覚えていないけど笑
辞めてしまってから、なかなか引く機会がなくなってしまって、三味線の皮も破けてしまった。それから、20年経った。
そして、今年になってようやく、修理をお願いした。
今日、修理が終えたものを引き取った。
当時は全く知識もないまま、楽器屋さんがいうまま買ったので、どのくらいの価値があるのか、実はよくわかっていなかったけど。
今回、修理をしていただいた方から、すごくいいものですよ!といってもらえた。
津軽三味線風の中棹のようで(そこすらも知らなかった笑)、ちょっと珍しい?らしい。
ずっと、心残りで、手放せずにいたけど、手放さなくてよかった。
今から、もう一度やろう。
なぜ今年、突然、修理をする気になったかというと、
正月に夢を見たからだ。
自分がもう一度三味線を弾いている夢だ。
これはもう、やるしかないだろ笑
何かのメッセージかもしれない。そう思ったから、すぐ、修理してもらえそうなところを探した。
すると、近所に一軒あったのだ。それが今回お願いしたところ、えんじゅ工房さんというところ。
とても親切に丁寧に対応していただけて、嬉しかった。
ここに任せたいと思った。
きっと今後もお世話になるだろう。
今年は、とてもいい年になる。
そう思っていた矢先の、幸運な出会いでした。